”しばらく前にナヤモンスターズについての記事を書かせてもらいましたが、なんとそいつがMO4-0しました。”

一体、MTGという趣味性の強いジャンルでアクセスはどんだけ集まるんだろうか?という疑問からスタートしたこのブログですが、実はこのブログには管理人が二人います。
MOの結果や新カードのプレビューについての記事を書く者と、デッキ解説のような記事を書く者の二人で運営しています。
(別にMTGのプロというわけではないので、一般プレイヤー程度の記事ですが)

私はデッキ解説等を担当しており、しばらく前にナヤモンスターズについての記事を書きました。
が、その後、忙しくて忙しくて、まともに記事を書いていなかったのですが、この間息抜きにMOデイリーイベントを回していたら、4-0できました。
それも2回も。

というわけで、久しぶりにナヤモンスターズについて書こうかなと思い立って、筆を取りました。
他のデッキの記事も書けや!というご意見もあるかとおもいますが、さておいて、ナヤモンスターズについて書いていきます。


◎前回書いたナヤモンスターズについての記事はこちらから
http://boros.doorblog.jp/archives/7949639.html


さて、このナヤモンスターズですが、こいつは現環境でも上位に来るデッキパワーを持つジャンドモンスターズのナヤ版です。
ま、そのまんまですね。

上の記事から少し構成をいじりましたので、現在は以下のような感じになっています。

【ナヤモンスター】
3:森/Forest
2:変わり谷/Mutavault
4:聖なる鋳造所/Sacred Foundry
4:踏み鳴らされる地/Stomping Ground
4:寺院の庭/Temple Garden
4:奔放の神殿/Temple of Abandon
2:豊潤の神殿/Temple of Plenty
23:土地/land

4:エルフの神秘家/Elvish Mystic
2:羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion
4:森の女人像/Sylvan Caryatid
4:クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix

2:ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager
4:世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater

4:嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon
24:クリーチャー

4:岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks
3:ドムリ・ラーデ/Domri Rade
2:ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars
2:歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler
2:英雄の導師、アジャニ/Ajani, Mentor of Heroes
スペル13

2:紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster
2:神討ち/Dicide
3:神々の憤怒/Anger of the Gods
3:霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra
2:戦導者のらせん/Warlerder`s Helix
2:鬼斬の聖騎士/Fiendslayer Paladin
1:ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars
サイドボード15


●前回からの調整

女人像3、狩猟者3だったところを両方を4枚にし、サイドボーディングで相手に合わせて、また先手後手で多少枚数調整することで、引きすぎないようにしています。
メインデッキのマナフラットの可能性が高まったのですが、最近はアグロ系デッキが非常に多かったため、序盤の壁役は必須という判断から増やしました。
狩猟者のゲインも心強いです。

また、バーンも一定数存在していたため、鬼斬の聖騎士をサイドに2枚採用しました。
後で述べますが、これが良い判断だったと思っています。

岩への繋ぎ留めを増やし、セレズニアの魔除けを抜いたのは、青単対策です。
このデッキはどうしても波使いが辛いので、つなぎ止めを増やして対処しやすくしました。
セレズニアチャームの利便性を捨てるのは寂しかったのですが、波使いとかいう頭のおかしい生物がいる以上仕方ありません。

他、コントロール対策に加え、タフ1生物キラーとなるチャンドラを増量、ポルクラノスは微調整の末4枚に戻すなどの調整を行い、上の形に落ち着きました。


●ナヤ対ジャンド。ジャンドのメリットは?

さて、このデッキはジャンドモンスターズのナヤ版だと話しましたが、この二つでガチンコした場合、
ジャンドモンスターズとナヤモンスターズ、どちらが強いと思いますか?

答えはジャンドモンスターズ。
ナヤ対ジャンドでぶつかった場合、ジャンドの勝率の方が高いです。

ナヤになくて、ジャンドにある強みとして、

・インスタント除去が豊富。
・戦慄掘り/DreadboreというPWも一撃で殺せる除去がある。
・ラクドスリターンが鬼。


ジャンドの方が除去において優れていて、序盤1:1交換を繰り返したあげく、必殺ラクドスリターン!で手札をごっそり持って行かれて、嬲られるというパターンが必敗パターンです。

唯一、こちらの強みであるアジャニが使えるという点をうまく活かさないと、負けますが、アジャニが活躍するまで場が持たない事も多々。


では、なぜ私がそれでもナヤを使い続けたのかと言うと、理由は2つ。

1)アグロ系、バーン系に対して耐性がある。
2)ボロスカラー、赤白が好きだ。

この2つが主な理由です。


●ここ最近のMOのメタゲーム

SCGなどの影響もあり、ここ1,2週間くらい、赤系の速いデッキが増えていました。

山を17枚まで絞り、大量の1マナクリーチャーとサポート呪文によるブン回りを期待する赤単ブリッツ。
また、山を21枚程度に絞った赤単アグロ。
そして、環境中期に、第一線までのし上がってきたボロスバーン。

彼らを相手にすれば分かりますが、めちゃくちゃに速い。
少し引きが鈍ると、一気に食われてしまいます。

特に3色系のデッキはランドダメージもありますから、ライフがかなりタイトです。
二回アンタップインしたら、負けにグッと近づきます。

彼らの存在が環境から一時、コントロールを駆逐しました。

いたとしても、次元の浄化まで積んだ、ヘビーな青白コンの姿はほとんどなく、
宝球入りの青白コンがたまにいるくらい。

それほどまでに速いデッキが増えていました。

そんな中、赤に勝つためには青単!とでも思ったプレイヤーが多かったのか、
青単の割合も増えていました。

逆に手数で劣る黒単は数を減らした感じですね。

私感ですが、現状、青単、黒単を駆るプレイヤーは、メタゲーム上で最も有利なデッキを選択したい、というプレイヤーが多いので、メタゲームに非常に敏感な印象を受けます。


とにかく、上述したような環境で、環境の方向性を決定づけていたのは、紛れもなく赤系アグロの存在でした。
彼らに勝てるデッキでなければ、メタ上に存在することを許されなかったのです。(言い過ぎか?)


●メタゲーム上におけるナヤモンスターズの立ち位置

そして、そんな状況がナヤモンスターズには有利に働きました。
苦手なデッキの一つである、ジャンドモンスターズ。

彼らはその除去の優秀さ、ドムリ、狩猟者によるアドバンテージエンジンによって、環境上位にいましたが、
マナ基盤のためにライフと序盤の速度を犠牲にしています。
彼らがアグロやバーンと対峙した場合、勝てるビジョンはほぼないのではないでしょうか。

ポルクラノスが召喚酔いしている間に殴られるか燃やされて死ぬ。
ドムリなんか無視されてボコボコ殴られる。

というパターンが多いのではないかと推察します。

この推察は概ね正しいのではないかと思っていて、その証拠に環境にはジャンドモンスターズがかなり少なくなりました。
ジャンドは愛好家も多いですからね。それでも一定数はいましたが。


また、数を減らした青白コントロール。
彼らはこの間、試行錯誤を繰り返していたようです。
何度か当たりましたが、入っているカードにはそれぞれのデッキで多少のアレンジがありました。

元々、ナヤモンスターズは4種類のPWと狩猟者というアドバンテージ獲得生物。
さらに青白コンが苦手な嵐の息吹のドラゴンというヘイト白クリーチャーがいます。

次元の浄化まで積んでいるような重コントロール相手だと仕留めきれない事もあるのですが、
そこまでではないコントロール系デッキには有利。

重コントロールは赤系デッキが支配的なこの環境では存在を許されておらず、ナヤにとって苦手なデッキはまた一つ姿を消していました。


そして、アグロ、バーンといった赤系高速デッキ。

環境を決定づけていたこれら赤系のデッキですが、
彼らは全てを犠牲にして、速度に賭けるデッキ。
相手のライフゲイン、大型クリーチャーに弱く、ピーキーな面があります。

ライフゲイン手段があり、大型クリーチャー豊富な白緑というカラー。
そして、神々の憤怒という小型リセット呪文を持つ赤。

ナヤの持つこれらの面が対赤系デッキにおいて、非常に効果的でした。
赤系デッキとの対決においては、鬼斬の聖騎士が活躍し、時にはアジャニで+3/+3された5/5鬼斬の聖騎士が殴りかかるという獅子奮迅の働きぶり。
時には黒単相手にも、その剣を振るい、高速環境下の戦いにおいて、頼りになるクリーチャーでした。


青単とは依然として五分だったものの、tier1のデッキと五分なら良しと判断して、ナヤモンスターズを使い続けました。

これらの環境がナヤモンスターズに有利に働き、
短期間のうちにMO4-0、負けても2-2か3-1でしたし、負けの割合も事故負けが多かったです。
おかげでMO資産も増えました。

当たった中で覚えているのは、

赤アグロ
青単
黒単タッチ白
バーン
セレズニアアグロ
青白コン

こんなところでしょうか。
なぜか決勝卓でセレズニアアグロと当たり、どうやって勝ち抜いてきたんだ??とか思いながらも、嬲り殺したのはいい思い出。
しかし、7/1デイリーでも4-0しているので、フロックではなかったということでしょうか。

あ、謎の魔心のキマイラデッキにも当たりました。
たまにこういうイレギュラーなデッキとも当たりますので、油断していると悔しい負け方をします。


今は、環境が変わりつつあり、アグロが減って、重コントロールが増えてきました。
バーンはまだいますが、黒単をあまり見ないですね。
あれだけデッキパワーが高い黒単が絶滅するわけがないので、当たっていないだけだとは思いますが。

また、赤単信心t白が復活の兆しを見せていました。
これもブン回った時は恐ろしい強さなので、メタによっては再び上位にその姿を現すかもしれません。

環境がさらにコントロール寄りになれば、一転、速いデッキが復権してくると思います。


早いものでもう環境末期ですね。
M15が入って、一体どう変わることやら。

スポイラーを見ながら、楽しみにしましょう^^

では、拙文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
ご意見、ご批判、あれば、コメント欄に書いてください。